更新日:2020-04-13
※近年の世界情勢による影響について
コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)
結婚指輪のサイズはどう選んだらいい?
結婚指輪の平均的サイズは?
日本人の場合、結婚指輪の平均的なサイズは、男性で「13〜18号」、女性では「8〜10号」といわれています。ちなみに、指輪のサイズは1号大きくなるごとに内周が「およそ1mm」大きくなります。
ただ、平均的なサイズではないからといって悩んでしまう必要はありません。結婚指輪はさまざまな指に合うよう、非常に幅広いサイズが用意されているので安心してくださいね。
自分の指のサイズを知る方法
結婚指輪を購入することになってはじめて自分の指のサイズを知った、という人も少なくありません。そこで、自分の指のサイズを確認する方法をご紹介します。
自宅で測る場合
自宅で指のサイズを測る場合には、細長く切った紙または糸とペンを用意します。指輪をつける指で一番太い部分に、紙または糸を巻きつけていきます。この時、緩まないようにしっかりと巻きつけることがポイント。
巻きつけたら、紙や糸の上下が重なる部分に印をつけ、印と印の間が何cmあるかを定規で測ると、指のサイズがわかります。
ショップで測る場合
ショップではリングゲージと呼ばれる道具を使ってサイズを確認します。さまざまなサイズのリングゲージが用意されていますので、ある程度大きいサイズからひとつずつ指にはめ、ちょうどいいサイズの号数を確認します。
ただし、ブランドによっては専用のリングゲージを用意している場合もあります。そのため、自分が欲しいと思うブランドの結婚指輪が決まったら、そのブランドの指輪が置いてあるお店に足を運んで、きちんとサイズ確認することがおすすめ。実は自分が考えていたサイズよりもぴったりくるものが見つかる、というケースもあります。
結婚指輪のサイズを確認するポイント
一生つける結婚指輪ですから、サイズ選びはとても重要。そこで、結婚指輪のサイズを確認するときにおさえておきたいポイントをご紹介します。
指輪のデザインによってサイズが微妙に変わることもある
まず、同じ号数であっても結婚指輪のデザインによって微妙にサイズが変わることがある、という点。また、デザインが異なると付け心地も変わりますので、自分の指にしっくりくるサイズが変わる場合もあります。
そのため、実際に購入する指輪が決まったら、そのデザインでのサイズ確認をしてみましょう。
指輪を試着するベストな時間帯は「日中」
人間の体は、1日のうちにさまざまな変化が起こっています。よく夕方に足がむくんでしまうという悩みを耳にしますが、指も同じようにむくみます。ですから、指輪を試着する場合、できるなら時間帯も選びたいもの。
結婚指輪を試着するベストな時間帯は、10時から16時の「日中」といわれています。ただし、冷房が効いた部屋にずっといるなどして、この時間帯にもむくみを感じることも。可能であれば、時間帯を分けて試着するのが理想ですが、なかなか難しいですよね。指がむくみやすい人は、あらかじめお店のスタッフに相談してみるのも手です。
結婚指輪はきつめ?それともゆるめ?
長く使う指輪だからこそ、きつめがいいのか、それともゆるめを選ぶべきか迷ってしまうこともあります。理想をいえば、ぴったりの指輪を選びたいものです。
ゆるめの指輪を選んでしまった場合、外れて落とす可能性がありますし、指輪がくるくる回転するのが気になることがあるかもしれません。さらに重い荷物を持ったときにゆがんでしまう可能性も高くなります。
逆にきつい指輪を選ぶと、つけたときに周りの肉が盛り上がってあまり見た目が良くないですし、外れにくくなってしまい痛みを感じる場合も。しっかりと試着をして、指にフィットする指輪を選びましょう。
妊娠中にサイズの変化が不安な人は
女性の場合、妊娠中に結婚指輪を選ぶことになる人もいるかもしれません。妊娠中は指がむくみやすく、本来の指よりもサイズが大きくなっている可能性もあります。この場合は、今ちょうど良いサイズの結婚指輪を選んでおいて、あとでお直しをするという方法もあります。ただし、デザインによってはサイズ直しができない場合もあるため、よく確認しておきましょう。
また、これから妊娠を考えている場合には、妊娠中は結婚指輪を外しておく、と割り切ることも必要かもしれません。妊娠して指がむくむことを見越してゆるい指輪を選ぶと、紛失してしまうケースもあるためです。
指の形別、おすすめのサイズの選び方
人によって指の形はさまざまですが、それぞれの形によってサイズの選び方も変わってきます。自分はどの指の形をしているのかを知っておくと、サイズ選びのヒントになるはずです。
ストレート型の指の場合
指の根元と関節の太さがあまり変わらない「ストレート型」の場合は、あまり深く考えず、試着をしてみてぴったりフィットする指輪を選びましょう。
関節に引っかかることがないため、素直に選んで大丈夫です。逆に、ゆるめのサイズを選んでしまうと、指輪が抜けやすいため注意が必要です。
関節だけが太い指の場合
関節部分が太い、または指の付け根部分が細いといったケース。人によっては指を閉じたときに、指と指の間に隙間ができることも。
このような場合、指輪のサイズを指の根元に合わせると関節で止まってしまうということになります。極端に関節が太い場合には、デザインに工夫が必要かもしれません。例えばつけたときに回転しにくいように幅広の指輪にしたり、関節を通りやすいよう内側を丸く削った「内甲丸仕上げ」のものにするなど、お店の人に相談すると良いアドバイスをもらえるはずです。
指の付け根が関節より太い指の場合
指の関節よりも付け根の方が太いという指の形もあります。この場合は関節で引っかかることがないため、指の付け根にぴったりのサイズを選びましょう。ゆるめの結婚指輪にしてしまうと、関節で引っかからないため簡単に外れてしまいます。特に石鹸で手を洗ったときなどにするっと外れてしまう可能性があるため、できるだけジャストサイズの結婚指輪を選ぶのがおすすめです。
どうしても自分の指に合うサイズがない場合
極端に指が細い、または太いなど、どうしても自分の指のサイズに合う結婚指輪が見つからない場合もあるでしょう。その場合には、サイズも自由に選べる「オーダーメイド」で結婚指輪を作ることがおすすめです。
自分の指に合ったサイズの指輪が作れるうえ、デザインも希望通りにオーダーできますが、制作にある程度時間がかかります。指輪が必要なタイミングに間に合うかどうかを確認しながら、フルオーダーを検討してみると良いでしょう。
将来的にサイズ直しが可能なデザインだと安心
結婚指輪は、非常に長い間身につける指輪です。長い時間の中で、体型の変化は当然起こってきますから、ジャストサイズだった指輪がゆるくなった、きつくなったというケースは多くの人が経験します。そのような場合を見越して、サイズ直しが可能なデザインの指輪を選ぶのも一つの手といえるでしょう。
デザインや素材によってはサイズ直しが難しいものもありますから、購入するときにサイズ直し可能かどうかを確認しておくと安心ですね。

