更新日:2020-04-14
※近年の世界情勢による影響について
コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)

太めの結婚指輪の特徴とメリットとは?
「太めの結婚指輪」とはどれくらいのサイズ?
ジュエリーショップにはさまざまな指輪が並んでいますが、一目見ただけでさまざまな幅の指輪があることがわかるはずです。その中でも、女性の場合は「2〜2.5mm」、男性の場合は「2.5〜3.0mm」が一般的な太さとされており、3.0mm以上となると「太めのデザイン」とされています。
このことから、太めの指輪を探している人は「3.0mm以上」を目安に探してみることをおすすめします。
太めの結婚指輪の印象
3.0mm以上の太めの指輪でも、ちょっとした幅の違いで印象が大きく変わってきます。ここでは、0.5mm幅ごとにどんな特徴がみられるのかご紹介していきます。
3.0mm
平均の幅よりも少し太いサイズの3.0mm幅は、程よい存在感を求める人におすすめ。平均的な太さのものよりもデザイン面で楽しめますが、目立ちすぎることもないのでオフィスなどでつけていても悪目立ちしません。女性の手にも、男性の大きめな手にも馴染みやすいのがメリットといえるでしょう。
3.5mm
平均の幅よりプラス1.0mmのサイズ。このくらいの幅になると、女性の手につけると存在感が多少強くなるでしょう。個性的な印象を与えるので、カジュアルなイメージになってきます。また、男性の手には自然に馴染む太さ。普段の生活の中でも自然な印象ですし、スーツなどと合わせても違和感はありません。
4.0mm
4.0mmの太さになると、女性の手ではかなり目立つ印象。手が小さかったり、指が細かったりする場合にはバランスが悪く見える可能性があるので、しっかりと試着をした上で選ぶと良いでしょう。また、男性のがっしりした手につけても存在感のある太さとなります。
このくらいの太さになると、つけたときのフィット感が高いものの、重さがその分増加します。
4.5mm
4.5mmとなると、女性でも男性でもかなりの存在感がある指輪となります。かなり強い個性のある結婚指輪を探している人にはおすすめできる幅といえます。このくらいの太さがあると、大きめの宝石をセットしても違和感はありません。
肌に触れる部分もかなり広いため、かなりのフィット感がある反面、重さを感じる可能性があります。
太めの結婚指輪を選ぶメリット
太めの結婚指輪には、いくつかメリットを感じられるポイントがあります。
デザインを楽しめる
幅が広い分、デザインの十分に楽しめるメリットがあります。例えばミル打ちやツヤ消し、特殊な彫り、異なる素材を組み合わせるなど細めの指輪よりもデザインの幅が大きく広がります。特に大きな宝石をつけたいといった場合には太めの方が理想的なバランスになるでしょう。
ホールド感がある
肌に触れる部分が大きいため、しっかりとした装着感があるのも太めの指輪を選ぶメリットといえます。装着感があると、指輪が外れてしまうのではないかという不安を感じることも少なくなります。「結婚指輪の存在をしっかりと感じていたい」と考えている人にはおすすめです。
男性の手にも似合う
これまで指輪になじみがなかった男性でも、太めの結婚指輪の場合は自然と手になじみます。特に手ががっちりしている、指が太い、関節が太いといった男性には太めの幅の結婚指輪がおすすめ。普段つけていても違和感がなく、自然な印象を与えることができます。
年齢を重ねると、太めの指輪が似合う手になっていくことも
人によりますが、年齢を重ねると指が太くなったりシワが増えたりして、幅広の指輪が似合う手になることがあります。
太めの結婚指輪を選ぶ際の注意点
太めの指輪にはさまざまなメリットがある反面、注意したい部分もいくつかあります。特に太めの指輪を検討しているカップルは、下記のポイントについてチェックしておいてください。
きつめに感じることがあるのでサイズに注意
幅広の結婚指輪は、ホールド感があるのがメリットのひとつである反面、窮屈に感じることもあります。そのため、自分の指のサイズがわかっていたとしても試着は必要。もしきつく感じるようであれば、指輪の号数をひとつ上のものにするなど、心地よくつけられるサイズを選ぶことが大切です。
自分の手に似合うかを確かめる
指輪の幅が広くなると、華奢な指や小さな手だとバランスが悪くなってしまうことがあります。特に女性が太めの指輪をつけた場合、何か違和感がある、と感じることもあるでしょう。購入してからの後悔を防ぐためにも、指輪選びの際にしっかりと試着をして客観的に自分の手に合うかどうかを判断してくださいね。
傷や汚れが目立つ場合がある
標準的な結婚指輪よりも幅が広いことから、傷や汚れが目立ちやすい傾向があります。普段身につける時になるべく衝撃を与えたり、擦ってしまわないように注意するのはもちろんですが、まめに拭いてあげるなどしてきれいな状態を保つことが必要です。折々にジュエリーショップを訪れて、クリーニングをお願いするのもおすすめです。
太めの結婚指輪はどんな人におすすめ?
では最後に、どのような人に太めの指輪がおすすめなのかをご紹介していきます。ただ、下記で挙げている項目に当てはまらないからといって太めの指輪をあきらめる必要はありません。さまざまな指輪を試着して、最も自分に合うと感じられる結婚指輪を選びましょう。
手が大きい人・指が長い人
まずは手が大きい人には太めの指輪が似合います。逆に華奢な指輪だとバランスが悪く感じられてしまうことも。手が大きければ指輪の存在感に負けないので、自然な印象を与えることができます。
また、指が長い人も太めの指輪とのバランスが良いといえるでしょう。ただし細くて長い指の場合は、複雑な装飾が施された結婚指輪よりも、シンプルなデザインの方がおすすめ。ボリュームのある指輪にすると、指輪ばかりが目立ってしまうこともあります。
指の根元よりも関節が太い人
指の根元よりも関節が太い場合には、結婚指輪のサイズは関節に合わせることになります。すると指の根元に指輪をつけるとゆるく感じてしまうことも。そのような場合、装着感が高い太めの指輪がおすすめ。指輪をつけたときに、細い指輪よりも太い指輪の方が手にフィットする感覚があるはずです。
また、指の根元にボリューム感のある指輪を持っていくことで、これまでよりも関節の太さが目立ちにくくなるというメリットもあります。
普段ゴツめの腕時計やアクセサリーを身につけている人
特に男性に多い傾向がありますが、普段からゴツめな印象を受ける時計やアクセサリーをつけている、という人の場合、バランスを考えると太めの結婚指輪を選ぶのがおすすめです。
華奢なデザインが苦手な人
華奢で可愛らしいデザインの指輪が苦手であれば、重厚感のある太めの指輪を選ぶと良いでしょう。ただし、自分の手とのバランスも大事なので、試着してみることが大切。また、デザインを工夫すると華やかな印象を与えられるため、パーティーなどの場でも違和感なくつけられます。
太めの結婚指輪を選ぶときには、手や指とのバランスが大切
理想の指輪の太さと、自分の手とのバランスが必ずしも一致するとは限りません。実際に試着をしてみると、「この太さは合う」「この太さは合わない」ということが一目でわかるはず。ひとことで「太めの指輪」といっても、さまざまな太さやデザインがあるので、気になる指輪はたくさん試着してみると良いでしょう。手とのバランスが良い指輪は、これまでよりも自分の手元を美しく、魅力的に見せてくれるはずです。

